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綾小路秀麿アイドルを語る

 第7回 2000年のアイドル


−こんばんわ、大三元ツモ夫です。今日は、前回に引き続き、ミレニアムのアイドルについて綾小路秀麿先生に語っていただきたいと思います。

「お前ら、肉喰ってるかあぁぁっ!」

−あの〜、ロマンポルシェ。の説教を真似たつもりなんでしょうけど、はっきり言って誰も分からないと思いますが。

「でも、ボクがミレニアムに一番聴いたアルバムは『男峠』だぞ」

−アルバムの年間1位にロマンポルシェ。を持ってくるなんて先生くらいしかいないんですから、もっと一般的な話をして下さい。

「う〜ん…、ちゃんねる・え〜!」

−はいはい、じゃあ、avexかぶれは放っておいて、ミレニアムのアイドルです。

「まあ、dreamかな、2000年は。「Private wars」は年間1位にも推したことだし。あとは、グラビアで眞鍋かをりと三津谷葉子、声優で山本麻里安かな、個人的には」

−世間一般的には内山理名、深田恭子、後藤真希、浜崎あゆみ、倉木麻衣あたりだと思うんですが…

「倉木麻衣といえば、甲斐性なしの親父にふりまわされたねえ。そうそう、児童ポルノ法も施行されて、『投稿写真』も廃刊になっちゃったねえ」

−それって99年の話題じゃなかったでしたっけ?

「そうだったっけ?まあ、備忘録ということで」

−ところで先生、ミレニアムを迎えて、ますます「アイドルの定義」が曖昧模糊となってきたような気がするんですが、新世紀にもなったことですし、ここらで一回整理しませんか。

「うむ。基本的には今でも、アイドルとは『中高生をメインターゲットにした、ターゲットと同世代の芸能人』という考えは変わってないよ。でも、『アイドル=歌手』という図式は、女性アイドルにおいては1990年代前半に滅びちゃった」

−男性アイドル(=ジャニーズ)では未だに『アイドル=歌手』という図式が成り立っていますけどね。

「なぜ女性アイドルだけ崩壊したかというと、1983年にファミコンが登場し、ターゲットである男子中高生をかっさらっちゃったから。で、皮肉なことに最後のアイドルCoCoが解散した1994年……この年を以ってボクはアイドル帝国が滅亡したと思っているけどね……、篠原涼子が小室哲哉プロデュースでミリオンセラーを放った。相前後して内田有紀、広末涼子、安室奈美恵なんかが出てきて、みんなは一瞬、アイドルは復活したんじゃないかという幻想を抱いた」

−確かに先生は95〜96年頃、『アイドルは復活した』って喜んでましたもんね。

「しかし、実はその裏で恐ろしいことが起こっていたんだ」

−女性アイドルまで女子高生の支配下に入っちゃったわけですね。

「そう、で、アイドルマニアの落ち武者の一部が声優に流れ込んだ」

−先生もその一人ですけどね。

「でも、声優ブームもどうやら下火になっちゃったみたいね」

−やっぱり丹下桜のフェイドアウトがブームの終わりを象徴しているんですかね。

「(第三次)声優ブームって、多分92年のセーラームーンとか93年のハミングバードあたりから始まったんだと思うけど、頂点はやっぱりエヴァだったねえ」

−94年3月に3DOが、12月にプレステとサターンが発売され、ゲームがしゃべるのがあたりまえになり、95年春には文化放送が『アニメステーション宣言』しました。

「いわゆるアニラジが市民権を得たのはこれからだね」

−で、エヴァのファーストランが95年秋編成でしたね。ちなみにWindows95(R)日本語版発売が11月23日。

「ブームになったのは放送が終わった96年春以降で、97年春と夏には劇場版も公開された。この頃が全てのピークだったね、今から思えば」

−林原のシングルが初めてオリコンのベストテンに入ったのが96年5月、へきへきの武道館ツーデイズが97年2月でしたっけ?

「ラジオで『もっと!ときめきメモリアル』が始まったのが95年春だね」

−もしこの時、丹下桜に巡り逢わなければ、先生も三十路にして真っ当な人生を歩めたのかもしれなかったのに…

「当時は全く声優に興味なかったんだけどさあ、たまたまつけたラジオから流れてきた桜ちゅわんの声に一発でノックアウトされてしまいました(^^ゞ」

−で、結局先生は、アイドルから足を洗えずに21世紀を迎えてしまったわけですね。

「そうだよねえ。おかげで97年にはヘンな番組も作っちゃったし」

−先生が作るんだったら絶対アイドル番組だと思ってたのに、アニゲ情報番組とは驚きました。

「ボクもそう思う(笑)。でも、たまたま時代の流れに上手く乗っちゃったんだねえ」

−ところで、先生はアニメも見ずゲームもやらないんですけど、どうやって声優を評価しているんですか。

「まあ、曲と、あとはしゃべりだね。ラジオ番組が面白い人がポイント高いとか」

−で、今は山本麻里安なんですか。

「麻里安はね、全く期待していなかったんだけど、たまたま聴いた(笑)『はにわマイハウス』が大変面白かったんでね。まあ、声優にしてはかなりアイドル的な容姿なので、ちょっと押してみようかと」

−結局評価基準はアイドルと変わらないわけですね。ところで、話を元に戻しますけど、いよいよ21世紀を迎え、アイドルの今後はどうなるとお考えですか?

「う〜ん、ゴマキがソロデビューするっていうんで期待してたんだけど、とりあえず1曲目はなんかイマイチだったなあ。やっぱ、1曲目は失恋の歌じゃいかんよ。でも、結局今年もモー娘。を中心に回るんだろうな、女性アイドル歌謡界は」

−昨年いちおしだったdreamはいかがですか?

「同じdreamって名前の女の子4人組がbillboardで2位まで行ったけど(笑)、どうも今方向性を見失っているような。イマドキ売りたいのなら女子中高生に媚びなきゃいけないんだけど、どうも媚び方が足りないし、かと言って男に媚びているわけでもないし…」

−じゃあ、なんで先生は聴いてるんですか?

「それは、アイドル歌謡として良く出来ていると思うからだよ。曲はavexが総力をあげてエースを投入しているからもちろんいいし、歌詞も昔懐かしい抽象的なスタイルだしねえ」

−確かにイマドキの若い人が作るのみたいに生々しくないですからねえ。

「まあ、逆にそこが若い人には物足りないのではないかと(笑)」

−なるほど。

「あと、dream以外だと、宮里明那とHΛLかな」

−宮里ってFolder5のヴォーカルですよね。

「うん。エンクミと満里奈さんを足して二で割ったようなルックスがポイントかも。ちっちゃいし」

−HΛLNAは、BiKiNiの浜田春菜ですか?

「そう。全く期待していなかったんだけど、シングル2曲ともよかったからねえ。あとは愛内里菜とか」

−春菜とか愛内ってアイドルなのか疑問ですが、まあいいでしょう。あと、女優・グラビア系では誰がブレイクしそうですか?

「末永遙かな。子役で昔からいるけど、昨年からグラビア展開が目立ってきて、いいかんじだね。今年はくるんじゃないか」

−4月から中3でしたっけ、末永は。あとは?

「う〜ん、小向美奈子あたりとか。あと、ホリプロもまたよくなってきたよね。西端さおり、藤本綾あたりは伸びるんじゃないかと」

−段々マイナーな話題になってきましたが、今後もしばらくは童顔巨乳のグラビア系アイドルが引っ張るということでよろしいですか。

「ま、結局はそうなるんじゃないか、しばらくは」

−なるほど。ということで、それではまた次回です。


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2001.3.23 Updated